内省(あるいは愚痴)

とある記事(URL:http://careerzine.jp/article/detail/820)を読んだ。その中で、仕事は「要素」を意識して行なうことが大事、という内容の記事があった。自分のやりたいことをしたいなら、いやと思う仕事でも、その途中に何かあるはずだから、それをみつけていけるかどうかがキャリアアップの分岐点になる、ということが書いてあった。
振り返ってみて、自分は、仕事に真摯に向き合ってきたのか? そういう疑問がわいた。しかし、今の場所では、「自分なりに向き合ったつもり」である、と思っている。そして、これから先、ここで何かをしたとして、自分は成長したり、よくなったりしていくのだろうか? と考えたとき、残念ながら、それはない、と思うようになった。自分も成長していないし、それに、成功体験が今の場所ではあまりにもなかったとおもう。小さなことでもうまく行って、それが小さくても認められる。そういう体験はほとんど無かったと思う。
特にここ5年は、ひたすら「できて当然」「なぜできない」というフィードバックばかりだったともう。「なぜできない」にもがくうち、「なにもできない」に変質し、そして、「成長どころか、退行している自分」がそこにいるのではないか、と思うようになった。そして、今となっては「今の場所に入る前のレベルよりも下」という感覚がとても強い。今の場所にいた時間、それそのものがムダであったかのような、そんな感覚をもっている。今の場所にいて、自分が得たものをあえて言うとすれば、、「それはムダだった」という感覚、それだけである。
しかし、書いていて思ったが、内省にもなにもなってないような気がする。内省なら、もっと前向きなことを言いたかったが。
なにより「それはムダだった」という感覚がどうして生まれてしまったのか、それをおさえておかないと、環境を変えたとしても、おなじような問題はまだ続くような気がする。