反面教師

自分は、人となにかをするときにはその人の特性をどう生かすかが大事である、と考える。しかし、その人の特性がどうしても組織に合わないとしたら、そのときにどうするべきか、自分には考えがない。
しかし、まずはその人の特性としてよいところを認めたうえで、そこに付け加えて「こうしたほうがよい」ということを言えるようになりたい。組織の中で否定されていると感じさせては、その人は組織ではうまく動かないだろうし、場合によっては簡単に裏切るだろう。事実、今の自分は、そのような不適応状態にある。したがって、「ごそごそうごく」においても、競合先も積極的に考えている。競合先でうまく活動し、いまの場所に報復できれば、それは自分にとってはとてもうれしいことである。
人の特性を認めず、自身のやり方が意識的にせよ無意識にせよ「絶対的に正しい」と思っている人の下では、自分はうまく動くことはできないだろう。今は、そのような状態におかれている。もし、自分が人をまとめるようになったときには、そのような人は「反面教師」としてとらえ、いい組織をつくりたい。ただ、そのような組織をまとめる気質が自分にあるかどうかははなはだ疑問であるが。