絶望=苦悩-意味、そしてオリンピックのメダル

昨日、TVで、「爆笑学問」を見た。ゲストは、福島智さん。(URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E6%99%BA)盲ろう者でありながら、大学で教鞭をとり、研究している方である。
内容は、なかなか興味深いものがあった。その中に、「絶望=苦悩-意味」という表現があった。すごく印象にのこった。たとえ苦悩が多くても、そこに意味を見いだせれば、それは絶望ではない。苦悩<意味であれば、そこにでてくるのは希望、充実なのかもしれない。そうおもった。

そして、「苦悩<意味」となる瞬間を見せてくれるのは、たとえばオリンピック選手なのかもしれない。そう思った。苦悩した結果、そこに意味を見出し、そして希望につなげていく。
スピードスケートの500mのメダリストについてかいた新聞記事に、「4年前の屈辱を」という内容があった。全然結果を残せなかったこと。周りの冷たい扱い。それが「苦悩」かもしれない。しかし、そこに「強くなる」という「意味」を見出したとき、その苦悩を超え、絶望ではなく希望をみいだしたのかもしれない。
苦悩を超える意味を見出した者の強さをみたように思った。