X68000エミュレータ on FreeBSD 動かす編

では、データを吸い出したとして、動かす場合。動かす環境としては、大きく2つある。
ひとつは、ネィティブに動かすもの。これは、ソースをもってきてコンパイルするものである。
このような方法で使えるのは、xkeropi(http://www.asahi-net.or.jp/~AW9K-NNK/keropi/ , http://myh.no-ip.org/~m-ito/misc/20081106_xkeropi.html)がある。
コンパイルは、Ubuntu Linux 8.10 と、FreeBSD/i386 7.1Rで確認した。 ちなみに、自分が使ってるFreeBSD環境は amd64 7.1Rなので、32bitバイナリを動かす場合はLinux版のバイナリをもってきて動かした。
もうひとつは、Wine(http://www.winehq.org/)を使い、WIndows用のエミュレータを動かすもの。ただし、Wineは現在のところFreeBSD/amd64には対応していない。このため、動作できる環境はi386に限定される。FreeBSD/amd64は日常生活にはこまらない程度のことはできるのだが、このWineがうごかないというのは困った点としては比較的大きいものである。なお、Wineで動かすエミュレータはXM6(http://yohkai.no-ip.info/x680x0/XM6.htm)である。また、T98-Next(http://www.geocities.jp/t98next/index.html)というPC-9801エミュレータも動かすことができる。
ちなみに、WineがFreeBSD/amd64で動かないのは、コンテキストスイッチのときにWineの動作に必要なレジスタFreeBSD/amd64では保存しないためのようである。海外では対応する動きがある。