記録のとり方

 仕事においても、他の何においても、記録のとり方(=情報の整理術)は大事だろう。しかし、自分には、その知識が「全く」ない。この分野において、白痴状態といっていいだろう。このままでは、自分にできる仕事は1日単位の日雇いの仕事くらいになり、結局、貧困に転落するとおもっている。それはいやなので、仕事術を身につけたいと思っている。
 しかし、そのとっかかりは何なんだろう? どこからどのようにしていけばいいのだろう? 途方にくれている。記録をとればいいじゃないか、というが、「じゃぁ、どんなことを、どのようにとるの?」という疑問が出てくる。
 ある行動を行なうとき、その行動を実際に見せてもらって、そして、その行動を実践してみて、そしてほめられて、初めてその行動が身につくと思っている。そして、ある分野において白痴状態の人に対しては、「やって見せて、一緒にやってみる」という行動を示すことがとても大事であると思っている。
 これは、特にスキーをやっていて強く感じていることである。スキーというのは、感覚とは逆の動きをすることが求められる場合がある。そして、それは、体で感じないとわからないことである。そして、その「体で感じる」ことのハードルがとても高いスポーツであると思っている。
 本題にもどり、「記録をとる」ということはどういうことなのか? 会社に10年以上いたけれども、それはちっともわからないし、わかろうともしなかった。そもそも、その必要性すら感じなかったということもあるかもしれない。そして、お手本もなかったかもしれない。それは、今の自分にとっては、とても大きな損失であると思っている。
 考えてみると、今の場所にいて、学んだこと、身につけたことはどんなことがあったのだろうか?会社を通して身につけたものは、僕にとってはほとんどなにもないように思える。1年目の新入社員のまま、10数年たってしまったように思える。
 いまの場所にいては朽ちてしまう(現実に、かなり朽ちてしまっている)。ごそごそ動くことを通じて、そういう悪循環を断ち切りたいと強く思っている。
 そして、今現在のことでいえば、自分のしたことをどう記録するか、それを身につけたいと思っている。