日本のインターネットが終了する日もちかいようだ。

高木さんの日記の記事にこんなのがあった(URL:http://takagi-hiromitsu.jp/diary/20100516.html#p01) 内容は「先週からEZ番号の変更が不可能にされていた」というものなのだが、この意図は、、国民背番号のようなものを企業でもちたい、という意図だろう。そうすることが、企業にとっては顧客管理を簡単にすることだからだ。
そして、このような固有ID「だけ」による認証の問題、そして「意図しない個人情報の強制開示」は、中間をはしょって極論すれば「振り込め詐欺の激増」に帰着するだろう(ネットを経由すれば個人情報を取り放題なのだから)。そのあとには、「ネットショッピングの崩壊」がくるだろう(だってネット=振り込め詐欺なのだから)。最後には、「ネットに対する警察権力の公然介入」になり、「検閲の合法化」がおこるかもしれない(だってネットは危険なんだから、公権力をたっぷり介入させないといけないし、公権力は、ネットには個人情報があふれているから、常に監視をしないとネットの安全はまもれない、といってくるだろうから。個人的には、今のようなネットの惨状では、警察によるネット検閲の合法化もあってもよいと思うくらいのあきらめもあるが。)

高木さんは、以前「日本のインターネットが終了する日」(URL:http://takagi-hiromitsu.jp/diary/20080710.html#p01)という記事を書かれた。もう2年くらい前である。しかし、現実は、そのとおりの方向にすすんでいるようである。