セプキャン 報道される。

個人的に興味を持っている分野にセキュリティ、しかも攻撃と防御、というものがある。そして、セキュリティ&プログラミングキャンプというものが毎年開催されている(URL:http://www.ipa.go.jp/jinzai/renkei/spcamp2011/)、(URL:http://www.ipa.go.jp/jinzai/renkei/)。8/17に、その様子がNHKのニュースウオッチ9で放送された(url:http://cgi2.nhk.or.jp/nw9/pickup/?date=110818_2)。じつは、まだ自分はしっかりみていないので自分も見る必要があるものである。
このキャンプは、以前から開催されているが、しかし、NHKなどの(いわゆるマス)メディアで伝えられたのは今回が最初である(と思っている)。これは、一歩前進ではないだろうか。

また、表のストーリーでも取り上げられていたが、DefconCTFにも日本から参加していた(URL:http://slashdot.jp/security/article.pl?sid=11/08/18/0711229)。残念ながら最下位ということであるが、個人的には「よく健闘した」とおもう。他の国の参加者は「軍または国の機関からの援助や、体系的な教育システムで養成されたメンバー」で参加しているのに対し、日本は「ほとんど手弁当」で参加している。(これはコメントにも指摘がある)。この状態、極端なものいいをするなら「竹やり対B29」のようなものであり、よくできたほうであるとおもう。

ちなみに、セプキャンの講師陣には、このDefconに参加したメンバーもいる。日程的にはこの2つは連続していたので、みなさんとても大変な夏になったのではないかと思う。

さて、コンピュータセキュリティに関する社会の動きと、それに対する日本の対応をみると、例によって「国や公的機関の援助が必要」だとか「人材の育成が必要」だとかいう論調になるかもしれない。しかし、日本においては、いまやどこでも「まずは国」という論調が主になっている。たしかに当たってはいるのだが、しかし、そこで思考停止している人も多いようにも思う。その思考停止を破り、少しでも進むにはどうしたらいいか、考えてしまう。

そして思うのが、「まずは自分を高めていこう」ということである。それこそ、来年のDefconの予選に参加するような行動を起こすことから、そんな気がする。
しかし、自分の知識は極めて低いため、ただ傍観するしかないというのが現状である。本音をいえば、もっと時間がほしいし、もっともっと知識がほしい。そして、この分野の知識を生かす活動をしていきたい。

とりとめのない文章になってしまったが、Defconとセプキャンの記事をみて、そうおもった。

#ほんとは、そこのメンバーに参加するとか、教える側に回るくらいの勉強をしたい。。。
#とってもおもしろいのに。。。