FreeBSDのつかいにくさ

自分はずっとクライアントOSとしてFreeBSDを使っている。そしてこれは「つかいにくい」。たしかに、サーバOSとしては堅牢であり、贅肉がそぎ落とされた環境を比較的簡単に作れるOSである。しかし、クライアント環境、しかもモバイル環境で使うとなると、無線LANの接続設定がネックになる。まず、自分の知識の範囲内では、簡単に接続設定を変更することができない。そして、WPA-PSK/TKIP環境では、いまだに接続そのものができていない。これでは、モバイルとしてはつかいにくい。一方のLinuxは、初心者向けの軽量ディストリのPuppyでも、WPA-PSK/TKIPを簡単に使うことができる。この点だけでも、いいな、とおもった(しかし、それゆえにThinkPad240Xをぶっ壊してしまったのだが(しくしく))
まぁ、コンパクトなディストリであるので、SSDやCFにインストールすればよいとおもっている。使用するマシンは、中古やジャンクをオークションでさがしてるが、HDDなしのThinkPadX40あたりが狙い目かもしれない。ThinkPadX40はHDDが特殊なものであるために使いにくいのだが、そこにCFカードIDE->CF変換ボードをいれて、簡易SSDにしてしまえば使えるだろう。また、容量の大きなデータはポータブルHDDを持ち歩いてセットでつかえばよいのではないだろうか。ただし、その場合には電池のもちが気になるところであるが。そして、そういう用途では、ThinkPad240がまだあるので、それを使えばよいと思っている。(でも速いのになれると、、、だけど)
ということで、モバイルクライアントとしてのFreeBSDは、やはり少し使いにくいかもしれない。そういう点では、クライアント向けディストリもあるLinuxのほうがよいかもしれない。楽しむのではなく、道具としてつかうとすると、なおさらそうかもしれない。